大型フードイベントに大事な3つの◯◯感

大型フードイベントに大事な3つの◯◯感

こんにちは、札幌でフリーランスのイベントディレクターとして働いております吹越 平奈子と申します。

以前、小さなイベントに大事なのはテクニックより軸ですよ!ってお話を書きましたが、今日は大型イベントにおいてはテクニックが大いに必要ですという逆のお話です。

というのも、いくら軸があっても、注目されて人が集まらないことには、せっかくのこだわりや軸が伝えられないからです。

ということで今回は大型フードイベントを6年近く見続けてきた、私なり「大型フードイベントの集客ポイントをお伝えします。(なお、すでにプロフェッショナルな方、イベント業界の方は「そんなの分かってるわ〜」という内容だと思います。あくまで初心者向けということでお読みください)

①シズル感

これは広告業界用語で、簡単にいうとお肉の焼ける音や、湯気、匂いなどで「料理を美味しそうに見せる演出」のことです。詳しくはこちらを参照ください。
今さら聞けない業界用語!【シズル感】って具体的にはどういう意味?

賢い出店者さんになると、意図的にこのシズル感を作り出すような調理やセッティングをしています。「食べてもらえばこの美味しさはわかるから、そんなことしなくてもいいんです!!」という職人魂を持つ方がいますが、イベントでそれは通用しません。食べてもらうには「食べたい衝動」を起こさせなければいけないのです。

湯気、匂い、煙、音をお客さんに感じさせる。これフードイベントの鉄則です。

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②開放感

人は「見えない」ことが嫌なんです。特に自分の食べるものなので。
だから、どんな人が、どんな風に、どんな厨房で作っているか気になります。極端にいうと受け渡し窓口しかなくて、厨房が全く見えないお店って怪しくないですか!?笑

逆にお寿司屋さんやオープンキッチンのお店って、作り手の顔が見え、手元が見え、どんな厨房(清潔さ)かも見える。これって安心できるし、見ていてワクワク楽しい気持ちになるんです。

実際に、イベントで窓を閉め切って中がほとんど見えなかったお店が、窓を全開にしたところ、湯気がお客さんのところに届くようになり、シェフの調理姿も見ることができるようになり、お客様が増えた事例を見たばかり。

もちろんオープンにするということは、自信がなければ出来ないこと。お客さんにとってはそのバロメーターにもなりますよね。

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③ワクワク感

一般的に、大きなイベントに足を運ぶ方というのは「ワクワク感」を求めています。①シズル感 ②開放感 もワクワク感の大事な要素ですが、お客さんにとって一番のワクワクって自分が体験することなんです。

例えばですが、
●ジャガイモ1袋500円よりも、ジャガイモ詰め放題500円
●ホタテ貝柱1パック1000円よりも、ホタテ貝柱掴み取り1000円
●賞金10万円がもらえますよりも「1000円札掴み取りにチャレンジ」 
の方がワクワクしませんか!?

これって要はアトラクションです。

たくさんゲットしたぞー!わーい!
うわー失敗したー!くやしー!
そんなドキドキ、ワクワクを作ってあげるということです。

そしてさらに良いのは、上記のようなことをやっていると人が集まってきます。そして人が人を呼んで「なんだ、なんだ、何やってるんだ!?」ってことになります。

美味しいかどうかわからないけど、行列が出来ている店ってなんか気になりますよね。その原理です。プロはそれを知っていて、意図的に提供スピードを遅くし、行列を作る場合もあります。

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まとめ

フードイベントのちょっとした裏側のようなことを書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか!?

もし、「そんな小手先のテクニックを使ってまで販売をしたくない」というのであれば、自分の商品を「たくさんの人に広めたい」タイプではなく、「少なくてもいいからコアなファンが欲しい」というタイプの方かもしれません。

どちらが良い悪いではなく、あくまで「価値観」の違いです。自分の価値観に沿わない行動はモヤモヤするし、原動力にはならないんですね。なので、自分はどういう価値観の人間なのか、を知ることが何をする上でも大事になってくるということです。

hinako-fukikoshi
北海道札幌市生まれ。仕事を達成した時に飲むビールが何より好物。
約15年間の会社員やラジオレポーター、司会、MC業を経て、現在はフリーランスでイベント関係の仕事をしつつ「女性が自分の魅力や強みを活かして働くことが当たり前の社会をつくること」を目指して活動しています。
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